ロボットの構築プロセスを案内するために、私たちは「戦略開発ガイド」を作成しました。
このガイドは4つの主要な部分から構成されています。それは、事前調査、バックテスト、最適化、そして最後に実行と運用後の対応です。
このシリーズでは、これら4つの主要セグメントを簡単にご紹介します。
この内容の詳細については、40以上の章から成る完全なコースで共有されます。
1. 事前調査
ロボットを作成する際に最初に行うべきことは、自分が何を期待しているかを明確にすることです。
どのようなロボットが欲しいのか?
戦略はトレンド追随型なのか、それとも逆張り型なのか?
どのような資産曲線を期待しているのか?タイムフレームは?保有期間は?
これらすべての期待値を、自分の目標や能力と一致させる必要があります。
例えば:
- ロボット開発に何時間費やせるのか?
- フルタイムの仕事をしているのか?
- プログラミングスキルのレベルはどの程度か?
- 投資資金はどのくらいあるのか?
- キャリアや個人の人生の目標は何か?
期待が明確になったら、次にアイデアを生成します。
アイデアはどこからでも得られるものです。一律の解決策はありません。
ほとんどの人にとって、アイデアは経験から生まれます。
市場観察や他のトレーダーとの議論、経済ニュースを読むこと、経済や市場の仕組みを理解することからアイデアが得られます。
アイデアのソースとして、以下が挙げられます:
- フォーラム(例:forexfactory.com、stevehopwood.com)
- 雑誌(例:The Economist、Times)
最終的には、アイデアを生み出し続けるためには情報を得て、市場や経済の動向を把握しておくことが重要です。
その結果、チャンスが訪れたときにそれを活用できます。
データの準備
事前調査の3つ目のステップは、テストに必要なデータを確保することです。
ライブデータを入手できるようにしておきましょう(データ提供者や無料ソースを利用)。
市場アクセスの確保
次に、ロボットが取引を行うための市場アクセスを確保します。
主にMT4を使用してForexデータを扱いますが、CFD、株式、商品、さらには債券にもアクセスできます。
例えば、先物ロール戦略を行いたい場合、MT4は使えません。その場合、Trading TechnologiesやCQGのようなソフトウェアを利用して、必要なデータ提供者にアクセスする必要があります。
リテールトレーダーとして、一部のインフラは他のものよりも費用が高くなる場合があります。
そのため、コスト調査を行い、各手法、ソフトウェア、データ、取引コストの違いを理解しましょう。
コストベネフィット分析を行い、自分にとって最適な方法を選択することが重要です。
2. バックテスト
バックテストは、科学であると同時にアートでもあります。
バックテストで使用するデータ期間を選択する際、そのデータがどのような市場条件を反映しているかを理解する必要があります。
例えば、2008年の金融危機以前のデータ(2005年や2006年)を選択した場合、そのデータはあまり変動がなく、多くのトレンドが見られます。
一方、2008年や2009年のデータと比較すると非常に異なる結果が得られるでしょう。
このように、異なる市場条件を反映したデータでロボットをテストする必要があります。
これにより、ロボットがどのような市場条件でどのように動作するかを理解することができます。
最終的に、ロボットを理解し、それが異なる条件下でどのように機能するかを把握することが、収益性の高いロボットとそうでないロボットの違いとなります。
取引の確認
以前のページで述べたように、EAにコード化するアイデアが自分の意図した通りに正確に反映されているかを確認してください。